12月8日に公開される映画『マリと子犬の物語』。公式サイトでは、公開日までの30日間、「みんなでいのちの尊さを感じよう」というコンセプトのもと「カウントダウン壁紙」を1日1枚配信している。公開6日前からは、カレンダー付きカウントダウン壁紙を配信、12月8日の公開日には全30種類の壁紙を一挙公開するほか、スタジオジブリのアニメーター・橋本晋治さん書き下ろしの映画応援シンボルキャラクター"オーウェンくん"壁紙も提供する。
さらに、オリジナルコンテンツ「マリステーショナリー」では、映画の温かさやぬくもりを手作りで伝えることのできる「伝言メモ」や「グリーティングカード」、「メッセージ付きぬりえ」を提供している。中でも「伝言メモ」は、カワイイ! とOLさんにも評判の模様。配布されているPDFファイルをプリントアウトして自由に使用することができる。これを使えば上司のイライラも癒すこと間違いなし(?)の一押しサービスだ。
『マリと子犬の物語』は2004年10月23日、新潟県山古志村(現・長岡市)で発生した「新潟中越地震」の被災地で起こった奇跡のエピソードを描いた作品。山古志村に代々暮らす石川家の大黒柱、優一(船越英一郎)は大の犬嫌い。しかし、息子の亮太(広田亮平)と娘の彩(佐々木麻緒)の熱意に負け、2人が拾ってきた子犬・マリを飼うことに……。やがてマリは成長し3匹の子犬を出産。妻・母親のいない石川家ではあるが、マリと子犬3匹とともに幸せに暮らしていた。が、その幸せも束の間、10月23日午後5時56分、新潟中越地震が発生。マリは家の下敷きになってしまった飼い主に付き添い、必死に元気づけるが、人間が優先的に救助されたあと、餌すらない無人の村に子犬3匹とともに取り残されてしまう。この極限状態の中、マリは合計16日という長い間必死で子犬を守り抜く。
(C)2007「マリと子犬の物語」製作委員会