アートマン弐壱は20日、Macintosh用テキストエディタ「Jedit X Rev.2」のパブリックβ版を公開した。動作環境はMac OS X 10.4 (Tiger)および10.5 (Leopard)、起動時に表示される使用期限まですべての機能を試用できる。
メジャーバージョンアップとなるJedit X Rev.2では、ユーザインターフェイスを一新。タブのサポートにより、複数の書類が1つのウインドウで編集可能になった。行番号表示幅の指定や、不可視文字 / 制御文字の表示を切り替える機能も用意された。
編集機能も強化、単語の先頭数文字を入力すると残りの文字が自動入力される「入力補完機能」、英単語と日本語の間に半角スペースが自動挿入される「スマート日英分離」が新たに追加された。
Leopard専用の機能として、表など矩形データの貼り付けに対応した「矩形ペースト機能」、URLを入力したときリンクが自動設定される「スマートURLリンク」が用意されたほか、OenDocumentテキスト書類とWord 2007書類の読み込み/保存もサポートされた。また「不連続レイアウト対応」により、従来のCocoa / NSTextViewベースのテキストエディタでは時間を要した数十メガバイト超のファイルも、瞬時に開くことが可能になった。