富士通は20日、2.5型ハードディスクドライブを採用しながら300GBの大容量を実現した「HandyDrive FPHD4300」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は3万5,000円前後。11月23日より出荷が開始される。
HandyDrive FPHD4300は、同社製静音ドライブを採用して15デシベルもの静音性を実現したコンシューマ向け大容量ポータブルHDD。PCがアクセスしていない時にディスクの回転を自動停止することで消費電力を低減するWindows / Mac両対応パワーセーブ機能を搭載している。フラッシュサーフェースボディデザインを採用し、デザイン性を高めているのも特徴の1つだ。
また、Windows Vista、およびMac OS X 10.4の英語版を正式にサポートするほか、オフィス向けグリーン購入法(2007年度省エネ目標値達成)やRoHS指令、家庭環境向け低雑音製品規格のVCCIクラスBにも対応する。
本体サイズは82(W)×142(D)×22(H)mm、重量は約240g。インタフェースはUSB 1.1/2.0で、バスパワー駆動を行う。出荷時のフォーマット形式はFAT32。対応OSはWindows Me / 2000 Professional / XP / Vista、Mac OS X 10.1~10.4.11。
1つのUSBコネクタからの電源では不足する場合でもバスパワー動作を実現するバスパワーアシストケーブルが付属する。また、HDDにパスワードを設定するパスワードロックツールとデータ消去時の情報漏洩を防止するフォーマットツールがWebサイト上で無償配布される。