マツダは、11月18日、中国広東省広州市で記者会見を行い、11月20日から始まる2007年広州国際モーターショーで新型「Mazda2」セダンを世界で初めて公開すると発表した。高い成長を続ける中国のBカーセグメント市場での新たな顧客の開拓を目指す。Mazda2セダンは、日本で販売されている「デミオ」のセダン版。同車は長安フォードマツダ汽車南京工場で生産し、長安マツダ汽車販売より、2008年前半の発売を予定している。
マツダ(中国)企業管理有限公司の山田憲昭総裁兼COOは、「新型Mazda2セダンは、中国のお客様の幅広いニーズにいち早く応えるため、世界に先駆けて中国に最初に投入することを決定した。中国のBカーセグメントへのMazda2セダンと5ドアハッチバックの導入により、中国市場の3大セグメントであるB、C、CDセグメントへの商品投入が完了し、マツダの商品ラインアップは大きく強化される」と語った。
マツダは、2007年広州国際モーターショーに今後導入を予定している主力車種を中心に合計5車種12台を出品する。一汽マツダ系販売チャネルに導入を予定している車種としては、「Mazda5」(日本名:プレマシー)のほか、「Mazda3」5ドアハッチバック(日本名:アクセラ)を出展。長安マツダ系販売チャネルへの導入予定車種としては、「Mazda2」5ドアハッチバック(日本名:デミオ)と新型「Mazda2」セダンを出展する。