1994年から開発が始まったBluetoothは、10年わたって進化し続け、2004年に高速なデータ通信に対応する「バージョン2.0+EDR」が制定された。これが進化の段階だとすると、技術進捗が落ち着き、さまざまな機器に搭載されるようになった現在のBluetoothは多角化と低価格化の段階だ。Bluetooth対応マウスやキーボード、スピーカー、ヘッドフォンなどが手頃な価格で登場し、デスクトップからケーブルを一掃できるようになった。

実売価格1万円以下の組み合わせ

そこで、Bluetooth環境のエントリーセットとして、サンワサプライのBluetooth USBアダプタ「MM-BTUD5」と充電式Bluetoothレーザーマウス「MA-BTLS6」を導入してみた。この組み合わせの合計金額は1万円以下。約10メートルの距離で最高3Mbpsの速度で通信可能とあって性能も文句なしだ。