日産自動車は、米国ロサンゼルスで開催されるLAオートショー (LA Auto Show、一般公開日11月16日~25日) に、ニッサン・ディビジョンから新型「ムラーノ」を出展すると発表した。
今回出展される新型「ムラーノ」は、エクステリアとインテリアを一新するとともに、多くの新技術を採用している。最大の特長はモダンアートを感じさせるエクステリアだという。フードからボディに溶け込むようなラインがフェンダー形状や20インチホイールと相まって踏ん張り感を演出する。インテリアは新デザインのフロントシートとステアリングを採用し、新しい照明システムや前面パネルのデザインにより温かみを提供しているという。
メカニズムについては、現行「アルティマ」で採用されていた新世代3.5L(リッター) V型6気筒エンジン(VQ35DE、最高出力265HP、最大トルク248lb-ft)とエクストロニックCVT(無段変速機)を搭載。新型ショックアブソーバーにより、滑らかな乗り心地と応答性のよい走りを実現したという。ステアリングには新型車速感応式パワーステアリングを採用した。
新型「ムラーノ」の米国での発売は、2008年1月上旬の予定(日本での発売は未定)。なお、今回のショーには、米国で2008年6月から発売が予定されている「NISSAN GT-R」も展示されている。