Mozilla Foundationは14日(米国時間)、メール/ニュースクライアントソフトの最新版「Thunderbird 2.0.0.9」をリリースした。Firefoxとバージョン番号を一致させるため、2.0.0.7と2.0.0.8はスキップされている。

今回のリリースでは新機能の追加は行われず、メッセージ作成ウインドウを開いたときにクラッシュする問題など不具合の修正と、セキュリティアップデートが中心になっている。Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリの報告によれば、今回のリリースで修正された脆弱性は2件。メモリ破壊の形跡があるクラッシュなど、いずれも重要度が4段階のうち2番目に低い「Moderate」に分類されている。