メルセデス・ベンツ日本は13日、メルセデス・ベンツのマルチ・パーパス・ビークル 「Vクラス」に新エンジンを採用し、一部装備を見直した「V350 トレンド」、「V350 アンビエンテ」、「V350 アンビエンテ ロング」の発売を開始した。価格は445万円から619万円。
メルセデス・ベンツ 「Vクラス」 はいわゆるミニバンスタイルのワゴン。圧倒的に広い室内やフラットなフロアを特長としている。
今回搭載される3.5L(リッター)V型6気筒DOHCエンジンは、従来の3.7LV型6気筒SOHCエンジンに比べ、出力が20kWアップし、よりフラットなトルク特性をもち、いままで以上にゆとりのある走行性能を実現させている。最高出力は190kW(258ps)、最大トルクは340Nm(34.7kgm)。併せて軽量化と燃料消費の最適化により、環境性能も向上させている。
装備面では 「V350 アンビエンテ/同ロング」 に、これまで有償オプションだった 「盗難防止警報システム」 を標準装備とした(「V350 トレンド」ではパッケージオプション)。その他については従来モデルと同様。トランスミッションは電子制御の5速オートマチック、ハンドル位置は右ハンドルのみとなる。