ロジテックは7日、Macintoshシリーズ専用のUSBワンセグチューナ「LDT-1S302U」を発表した。動作環境はMac OS X 10.4以降(Leopard対応)、PowerPC G5またはIntel製CPUを搭載したUSB 2.0ポート装備のMacintosh本体が必要。価格はオープンプライス(店頭想定価格10,800円)、発売開始は11月中旬が予定されている。

Wセグ(ダブセグ)の愛称が設けられたLDT-1S302Uは、2007年6月発売のWindows用モデル「LDT-1S301U」の姉妹モデルという位置付け。17cm/メインと12.5cm/セカンドの2本のアンテナを搭載、セカンドを仮想グランドブレーンとして利用することにより、メインの2倍の長さのアンテナに匹敵する受信感度を実現するなど、Windows用モデルと同等の基本性能を備えている。

Macintosh専用モデルでは、ワンセグ視聴/録画ソフトに独Elgato社の「EyeTV」をベースとした「EyeTV Lite for Logitec」をバンドル。EPG予約/ダイレクト予約録画やタイムシフト再生のほか、予約録画開始時にMacintoshの電源を自動投入する「自動パワーオン機能」を装備するほか、Macintoshシリーズに付属のリモコン「Apple Remote」への対応など、Windows用モデルにない機能も用意されている。

チューナの2台同時利用もサポートされ、2つの番組を同時録画することが可能。2つのテレビ画面を同時に表示させることもでき、通常サイズの画面の中に小さな画面を表示する「ピクチャインピクチャ機能」にも対応する。チューナー1台のときにも、番組の録画と再生を同時に行うことが可能。

大小2本のアンテナで高感度を実現する「LDT-1S302U」