KWINS 4x 適応変調パケット方式対応通信カード(KW-S102C)

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は6日より、モバイル通信サービス「KWINS 4x」で利用できるPHS通信カード、「KWINS 4x 適応変調パケット方式対応通信カード(KW-S102C)」の提供を法人向けに開始した。適応変調パケット方式対応エリア内で最高204Kbpsでの通信が可能となる。端末の価格はオープン。

「KWINS 4x」は、京セラコミュニケーションシステムが同社のブランドで提供する通信サービスのうち、ウィルコムのPHS網を利用したもの。「KW-S102C」は、ウィルコムのW-OAMと同じ「適応変調パケット方式」に対応したエリア内で、最高204Kbpsでのデータ通信を実現するPHS通信カード。適応変調パケット方式に対応していないエリアでの通信は、自動的に従来の最大128kbpsの通信速度に切り替わる。

既に「KWINS 4x」を利用しているユーザーは同製品を使用することで、現在の月額基本料金のまま、適応変調パケット方式での高速通信が利用できる。

なお、法人向け「KWINS 4x」の料金プランは、1ID(1回線)につき月額7,140円でデータ通信が使い放題となる「4xパケット定額料金プラン」のほか、ユーザーの使用頻度により変動する「4x パケットステップ料金プラン」、送受信されるデータの大きさに応じパケット交換方式と回線交換方式を自動的に切り替える「4x フレックスチェンジ料金プラン」などが用意されている。