富士重工業は、同社の軽自動車「ステラ」および「ステラカスタム」を一部改良するとともに新グレードを追加し、6日より発売する。価格は88万8,300~153万7,200円。
ステラは、優れた乗り心地と燃費性能を特長とする軽ワゴン車。今回の変更では、仕様・装備を充実させ、燃費性能の向上、新ボディ色の展開などの商品強化を図っている。また、新グレードを追加することでユーザーニーズに応えるラインナップを実現している。
グレードは、ステラのベースグレード「L」に5速マニュアルミッション仕様車を追加。ステラ カスタムには価格を抑えた「G」を新たに設定した。また、ステラ「L」と「LX」に新色の「アジュールブルー・パール」を追加。仕様・装備では、新形状のフロントシートを採用するほか、後席の足元スペースを拡大し、助手席アンダートレー、盗難警報装置を全車に標準装備している。また、メーカーオプションとして、新開発の「キーレスアクセス&スタート」が用意されている。
ステラ カスタム「R」、「RS」には、14インチアルミホイールを標準装備し、「RS」には、新開発の「ミュージックCDサーバー&ウェルカムサウンドオーディオ」を採用した。「ウェルカムサウンド機能」は乗車後ドアを閉めると、エンジン始動前までに、あらかじめ設定された曲やメッセージなどを最大約15秒間再生し、ドライバーを出迎えるというシステム。
NAエンジン全車について燃費性能の向上を施し、2WD車は23.0km/L、4WD車は21.5km/Lとなった。また、スーパーチャージャーエンジン車および4WDマニュアル車を除き、国土交通省平成22年燃費基準+20%をクリアしている。