米TVドラマ『24(Twenty Four)』の主演俳優で、先月飲酒運転で起訴されたキーファー・サザーランドがファンに対し、「もう二度とサインなんかしてやるものか」とご立腹だ。
米NEW YORK POST紙によると、事の発端は9月25日(米国時間)。酒に酔ったサザーランドが違法なUターンをして警察に静止された際、待ち受けていたファンやパパラッチに囲まれてしまった。あるファンがこの瞬間の写真をすかさずネット上にアップロード。その顔はひどく"疲れて感情的に"見えたという。サザーランドはこれに腹を立て、今後はファンを冷遇することに決めたらしい。
あるサインの収集家はこう語る。「逮捕されるまでは、それはもう快くサインしてくれていました。いつも30分以上ファンの前に立って丁寧にしてくれるんです。でもこないだ、こう言われちゃいました。『もうサインはしない。おまえらは俺をハメたんだ』って」。
罪を認め、2004年に同じく飲酒運転の罪で課せられた執行猶予の清算で18日、さらに今回の飲酒運転で30日、計48日間の禁固刑に服すことになったサザーランドは「自分自身に失望しています。家族、友人、『24』の共演者、そして20世紀フォックスの関係者に深くお詫びします」との声明を発表。18日間の服役のために12月21日には刑務所へと入らなければならず、クリスマスは塀の中で過ごすことが決定してしまった。残りの30日は来年の7月1日までに務め終えればよいということで、『24』撮影のスケジュールの妨げにはならないのが不幸中の幸いか。