本田技研工業の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは、ラスベガスにて10月30日から開催されているSEMA(Specialty Equipment Market Association)トレードショーにおいて、新型アコードクーペをベースにしたコンセプトモデルなどを公開した。
「アコードクーペHF-Sコンセプト(Accord Coupe HF-S Concept)」は、2007年9月に発売したアコードクーペをベースにしたモデル。高速域での空力特性とエンジン冷却性能の向上を目指したフロントバンパーや、ドラッグを低減するカーボンファイバー製サイドスポイラー、リアウイングなどの空力パーツの装備に加え、ドライビング性能に優れたサスペンションセッティングを施した。また、通常走行では静粛性に富み、スポーツ走行時には力強い排気音を提供するエキゾーストシステムを採用した。フロントバンパーにはLEDドライビングライトを装備している。
「HFP(Honda Factory Performance)アコードクーペ」は、車高を25mm下げたスポーツサスペンションを装備。245/40R-19の大径タイヤ、10本スポークアルミホイール、フルエアロダイナミクスボディキット(フロント・サイド・リアスポイラー)などにより、低く構えたスタイリングを強調している。すべてのHFP製品は販売店で発売されているもの(スポーツサスペンションは2008年春に発売予定) 。
その他にも、S2000CRをベースとした、2007年NASAサンダーヒル25時間耐久レース出場予定車「S2000CR Racecar」も展示されている。