リンクスインターナショナルは29日、ソーラーパネルを搭載したモバイルバッテリー「SOLAR-FINE1500」を発表した。従来モデルの「SOLAR-FINE1350」と比べ、リチウムポリマバッテリーの容量が1,350mAhから1,500mAhにアップしたほか、新たに第2世代iPod nanoの充電に対応する。11月3日より販売を開始する。価格はオープン、実売価格は8,000円前後になる見込み。

SOLAR-FINE1500

あらかじめSOLAR-FINE1500を充電しておくことで、携帯電話、ポータブルゲーム機、オーディオプレイヤーなどの予備バッテリーとして使うことができる。本体寸法は42(W)×11(H)×95(D)mm、重量は75gで、本体表面のソーラーパネルと、強度を高める本体裏面のステンレス素材が特徴。バッテリー本体への充電方法は、ソーラーパネルからのソーラー充電のほか、一般のコンセントからのAC充電、PCのUSBコネクタを利用したUSB充電の3通り。太陽光を光源にしてソーラー充電した場合は、充電完了まで約10時間から15時間が必要となる。AC電源、USBを使用した場合は、共に約2.5時間で充電が完了する。

SOLAR-FINE1500本体、本体充電用ACアダプタ、本体充電用USBケーブル(約100cm)、携帯充電リトラクタブルケーブル(伸縮式 約70cm)、PDC携帯充電コネクタ、FOMA携帯充電コネクタ、CDMA 1X/WIN携帯充電コネクタ、DS Lite充電コネクタ、ゲームボーイアドバンスSP/DS充電ケーブル、9.5mmDC充電プラグ、iPod充電コネクタなどが付属する

バッテリーとして使用する際は、同梱する各種ケーブルを接続する。NTTドコモ(mova/FOMA)、au(CDMA 1X/WIN)、ソフトバンク(PDC/3G)の携帯電話のほか、ウィルコムのW-ZERO3(WS003SH、WS004SH)およびW-ZERO3 es、ニンテンドーDSおよび同Lite、ゲームボーイアドバンスSP、プレイステーション・ポータブル(PSP)、Dockコネクタ経由の充電が可能なiPod(第4世代以降のiPod、iPod mini、第1・第2世代のiPod nano)などの充電に対応する。

同社によれば、一般的な携帯電話であればほぼ2回のフル充電に対応するという。ポータブルゲーム機では、ゲーム機本体のバッテリー残量がまったく無い状態で使用した場合、PSPは6.0~6.5時間、ニンテンドーDS Liteは7.0~8.0時間使用することができる。