シャープは29日、フルハイビジョン液晶テレビ「AQUOS P」シリーズ3モデルを発表した。発売は、11月22日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は、32V型の「LC-32P1-W」が24万円前後、26V型の「LC-26P1-W」が20万円前後、22V型の「LC-22P1-W」が18万円前後となっている。

PC用のモニターと兼用可能な最小のフルHDテレビ「AQUOS P」シリーズ

今回発表されたPシリーズは、3モデル全てにフルハイビジョンパネルを使用している。従来は、フルハイビジョンというと、32V型以上しか存在しておらず、22V型、26V型では、業界初となる。一般的な22V型のPCのモニターでは、1680×1050画素程度というのが普通で、1920×1080を越えるのは24V型以上となっている。

入力端子は、AQUOSファミリンクに対応したHDMI×2に加えて、DVI-D端子×1、ミニD-sub15ピン×1とデジタルアナログ両方の入力に対応する。もちろん、D5端子×1、S2×1、コンポジット×2などの、映像系の入力端子も装備しており、PCと接続するだけでなく、ビデオ機器などとの接続性も考慮されている。また、i.Link(TS)端子も装備しており、同社のBDプレーヤなどと接続することも可能だ。

また、2画面機能も搭載しており、接続したPCの画面を全画面で表示させながら、子画面側でテレビ番組を表示することも可能だ。

同社では、インターネットAQUOSという、PCとAQUOS Dシリーズとを組み合わせたモデルがあるが、今回のPシリーズは、あくまでも単体のテレビとして販売される。ただし、インターネットAQUOSのモニターとして、このPシリーズを使用することは可能だという。

型名 LC-32P1-W LC-26P1-W LC-22P1-W
サイズ(スタンド込み) 幅803mm×高さ582mm×奥行き279mm 幅668mm×高さ509mm×奥行き279mm 幅570mm×高さ448mm×奥行き271mm
質量(スタンド込み) 約18.5kg 約15.5kg 約9.7kg