米Transmetaは10月24日(現地時間)、米Intelに対して起こしていた特許侵害訴訟で和解し、Transmetaの持つ全特許のライセンスを行うことで合意したと発表した。ライセンスされるのは主にLongRunやLongRun2などの省電力技術で、既存ならびに今後10年間にわたりTransmetaが保有する特許が対象となる。IntelがTransmetaに支払うライセンス料は1億5000万ドルで、以後は毎年2000万ドルを更新料として支払う。契約期間は5年間。
同訴訟は、2006年10月にTransmetaがIntelに対して起こしたもの。PentiumならびにCoreシリーズのプロセッサで使用されている省電力技術がTransmetaの特許に抵触していると主張し、Intelに著作権使用料の支払いを求めていた。