ジャストシステムは24日、同社製品のサポートページ「ジャストシステム製品のMac OS X 対応状況」において、アップルが26日にリリースする新OS「Mac OS X v10.5 Leopard」への対応状況の掲載を開始した。また、同社の日本語入力システム「ATOK 2006 for Mac」と「ATOK 2007 for Mac」向けのMac OS X v10.5 Leopard用補助ツール「入力メニュー初期化ツール」、および「ATOK 2006 for Macインストールツール」も同日公開された。
ATOK 2006 for MacとATOK 2007 for Macの両製品を対象とした入力メニュー初期化ツールは、Mac OS X v10.5 Leopard上で製品添付版の同ツールを実行するとエラーが表示され実行できない現象に対応したもの。なお、入力メニューからATOKの入力モードが選択できる場合、または入力メニュー初期化ツールのタイムスタンプが2007年8月17日12:00以降であれば、利用する必要はない。
ATOK 2006 for Macを対象としたATOK 2006 for Macインストールツールは、 Mac OS X v10.5 Leopard上でATOK 2006インストーラ、Office連携ツールインストーラ、または明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典インストーラを実行すると、「お使いのOSにはインストールできません」というメッセージが表示され、インストールができない現象に対応したもの。
ただし、それぞれのインストーラのバージョン番号がATOK 2006インストーラ Ver.1.0.1、Office連携ツールインストーラ Ver.1.0.1、および明鏡国語辞典・ジーニアス英和/和英辞典インストーラ Ver.1.0.1以降であれば、同ツールを利用する必要はない。
このほか、Mac OS X v10.5 Leopard上でATOK 2007 for Macを正常に動作させるためのアップデートモジュール「ATOK 2007 for Macアップデータ」を11月下旬にダウンロード提供することも明らかにされた。同モジュールで回避できる現象の詳細や具体的な公開日については、ジャストシステム製品のMac OS X対応状況ページにて順次公開する予定だ。