マランツは19日、AVサラウンドアンプ「SR8002」「SR7002」と、DLPプロジェクター「VP15S1」を発表した。

SR8002、SR7002共にHDMI Ver1.3aの搭載によってDeep Color、xvYCCにフル対応。1080pのリピーター入出力も可能となっている。また、オーディオ面でもDolby True HD、DTS-HD Master Audioなどのロスレス圧縮音声をはじめとする最新フォーマットのビットストリーム伝送や、デコードに対応する。HDMIの入力は4系統、出力は2系統装備。SR8002では、電源部へ大型トロイダルトランスを採用し、さらには高周波ノイズの影響を低減する銅メッキシャーシを用いるなどして音質面を強化している。定格出力は、SR8002が125W×7、SR7002が110W×7(8Ω)。サラウンドバックを使用しない場合には、フロントchをバイアンプ駆動することも可能だ。

最新の音声フォーマットやDeep Color、xvYCCなどにも対応するミドルクラスAVアンプ「SR7002」

同時発表されたVP15S1は、HDMI 1.3aに対応したフルHD DLPプロジェクター。テキサス・インスツルメンツ社の0.95インチフルHD DLPチップを採用している。ドライバにはDDP3021を2個並列に使用。これにより、12bit処理を実現している。ネイティブコントラストは10000:1で、DLPチップの前後2箇所にアイリスを搭載している。また、98mmの大口径6セグメントホイールを採用。1000ANSIルーメンの高輝度を実現している。

TIのフル0/95型HD DLPチップを搭載したDLPプロジェクター「VP15S1」

3製品共に11月中旬の発売を予定しており、メーカー希望小売価格は、SR8002が19万8,000円、SR7002が14万8,000円、VP-15S1が98万円となっている