19日、東芝ライテックは、LEDダウンライト「E-CORE」(イー・コア)シリーズの新モデル「E-CORE60」4機種を発表した。発売は11月1日を予定している。

60W型ミニクリプトン球を使用したダウンライトと同等の明るさを持つ「E-CORE60」

E-COREシリーズは、LEDを光源に使用したダウンライト。今年7月に発売が開始されており、最大で40W型ミニクリプトン球を使用したダウンライトと同等の明るさ265lmを実現したモデルがラインナップされている。電源回路も内蔵されており、既存のミニクリプトン球を使用したダウンライトとの置き換えが可能だ。今回発表された「E-CORE60」の4モデルは、それを上回る60W型ミニクリプトン球を使用したダウンライトに匹敵する明るさを実現。高効率なLEDが光源として使用されているため、同社の60W型ミニクリプトン球の消費電力54Wに対して、効率重視タイプのLEDD-66001W-LS1では、7.8Wと約7分の1の低消費電力となっている。また、寿命は4万時間と、ミニクリプトン球の約20倍。24時間点けっぱなしにしておいても、4年半は持つ計算だ

埋込穴の直径が100mm、深さが100mmと小型化も図られているが、既存のダウンライトの埋め込み穴(125mm/150mm)にE-CORE60を取り付けるためのリニューアルプレートも用意されている。なお、E-CORE60には、断熱施工用のモデルはラインナップされておらず、すべて一般用となっている。そのため、天井に断熱材が入っているケースでは、取り付けることができない。ラインアップと価格は表の通り。

型名 タイプ 器具光束 光色 メーカー希望小売価格
LEDD-66001W-LS1 効率重視タイプ 390lm 白色相当 2万3,800円
LEDD-66001L-LS1 効率重視タイプ 290lm 電球色相当 2万3,800円
LEDD-66002W-LS1 演色性重視タイプ 280lm 白色相当 2万4,800円
LEDD-66002L-LS1 演色性重視タイプ 235lm 電球色相当 2万4,800円