ダイムラー・クライスラー日本は19日、メルセデス・ベンツの最高級セダンSクラスのトップモデル「S 600 ロング」を一部改良し、全国で販売を開始した。希望小売価格は1980万円。
今回の一部改良では、外装に新デザインの18インチ5スポークアルミホイールとエアインテーク内にクロームトリム、リアデザインを引き締める新デザインのクロームエグゾーストエンドを採用することにより、トップモデルとしての存在感を強調。内装はインテリアトリムに色調の明るいポプラウッドや随所にステッチをあしらったV12エンジン専用デザインのシート、アルカンタラルーフライナーなどを採用し、エレガントさを高めた。また、リアシートからのオーディオ音量調整や選曲機能を追加し、快適性をさらに向上した。
本モデル専用のオプションとして、希少価値や独自の個性を求めるオーナーのために、10色の特別外装色や2色の特別外装色と2色の特別内装色を組み合わせるなど、内外装の特別注文プログラム「designo V12 Exclusive (デジーノ V12 エクスクルーシブ)」を設定している。