東京国立近代美術館では27日より、「天空の美術」展を開催する。期間は12月24日まで。
同展では、空や星、雲といった「天空の世界」をテーマとし、20世紀初頭から現在までに発表された絵画・写真・オブジェなど、約40作品を展示。さまざまな作家たちによる、十人十色の表現を鑑賞することができるという。
主な作品として、和服姿の女性たちが天体望遠鏡をのぞきこむ姿が印象的な、太田聴雨の「星をみる女性」や、"アメリカ写真の父"と呼ばれたアルフレッド・スティーグリッツの「イクィヴァレント」シリーズなどを展示する。また画家小林正人自身の作品セレクションより「絵画=空」と「天使=絵画」が出展される。
観覧料は一般が420円、大学生が130円、高校生が70円、中学生以下、65歳以上および障害者とその付添者(原則1名)の方は無料。なお、11月3日・4日・12月2日は無料観覧日に設定されている。開館時間は10時~17時まで、金曜日のみ10時~20時までで、休館日は毎週月曜日(ただし、12月24日は開館)となっている。