米映画インフォメーションサイトのCinematicalは、映画監督のジョージ・ルーカス氏によりプロジェクトが進められている「スター・ウォーズ」実写版TVシリーズの構想に関する最新情報を掲載した。
同サイトでは、Los Angeles Times、Entertainment Weeklyなどの一部海外報道が伝えた、スター・ウォーズの最新TVシリーズ制作に関するルーカス氏のコメントを掲載。同氏は来週、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで、13エピソードから成る新シリーズの打ち合わせを、著名なシナリオライターたちと開始するようだ。米国外からも幅広くシナリオライターを募集し、来月中に、同氏も交えた入念な打ち合わせを進めて執筆に入るという。 すでにTVシリーズとしては、映画版の「Episode II」と「Episode III」の間の場面がシナリオ設定されたアニメ版の制作が進んでおり、米国では「PG-13」年齢制限指定が入るため、深夜に放映される可能性が高いという。同氏は、新たに外部のシナリオライターが執筆を進めて制作される実写版TVシリーズについて、映画版「Episode III」と「Episode IV」の間の場面のシナリオ設定になり、ルーク、アナキン、ジェダイ、ダースベイダーなどは登場しないということ、これまであまりスポットが当てられてこなかったスター・ウォーズユニバースを描く作品となることを明らかにしている。
なお、TVシリーズの製作資金は、すべて同氏のルーカスフィルムが提供してプロデュースが行われるため、現時点では、どのTV局が放映することになるかなどの詳細は一切決定していない。また、実写版はアニメ版よりも大幅に少ない13エピソードとなる予定が明らかにされているものの、今後の展開によっては、さらなるプロジェクト拡大も大いに予想される。