SUNは17日、米Linden Labが運営する3D仮想世界「セカンドライフ」において、国内では初となる携帯版セカンドライフ「セカンドライフ携帯ビューア」を12月15日より提供開始することを発表した。無料版と月額315円の有料版を提供するほか、パケット定額制にも対応する。
同サービスの3DCG描画と操作性は、PCとほぼ同等のクオリティで楽しめるという。無料版ではセカンドライフ内を自由に動き回れるほか、地図の閲覧、検索およびテレポート機能を利用できるようになっている。
一方、有料版では無料版機能に加え、チャットやアイテムの購入、アバターの容姿変更、持ち物リストの閲覧、利用機能を搭載したサービスを提供する予定だ。また、有料特典として、同社がセカンドライフ内に運営するショッピングモール「Tokyo Zero番地」内居住区のマンション1部屋とTokyo Zero番地での3Dブログ機能、および300リンデンドルをプレゼントする企画も用意している。
同社では、サービス開始から2008年6月までに、アプリダウンロード数50万件(そのうち有料版7万件)を見込んでいる。また、これによりTokyo Zero番地の平均同時アクセス数が現在の3倍強、1,000~1,500同時アクセス数にまで向上することを期待している。
なお、11月1日からモニター会員を100名募集し(NTTドコモ FOMA 70X / 90Xシリーズが対象)、11月12日~12月14日にモニターサービスを実施する予定。