日立アプライアンスは、ルームエアコン「ミストで清潔 ステンレス・クリーン 白くまくん」Sシリーズ2008年モデルを発表した。ラインナップは、冷房能力2.2kW(6畳用)~7.1kW(23畳用)で全8機種。発売は12月上旬より順次行われる。価格はオープンで、推定市場価格は、2.8kW(10畳程度用)の「RAS-S28X」が22万8,000円前後、4.0kW(14畳程度用)の「RAS-S40X2」が24万8,000前後。
「白くまくん」シリーズは、ベーシックモデルの「Lシリーズ」、カラッと除湿を装備した「Dシリーズ」、フィルターの自動クリーニング機構を装備した「Vシリーズ」、除菌ステンレス採用のフル機能モデル「Sシリーズ」、そして、2月に発表されたプレミアムモデルの「Xシリーズ」というラインナップとなっている。
2008年モデルのSシリーズの愛称は、「ミストで清潔 ステンレス・クリーン 白くまくん」。Xシリーズにのみ搭載されていた「ミスト脱臭」機能を新たに搭載した点が最大の特徴だ。ミスト脱臭は、高電圧をかけてイオン化した細かな水の粒子を室内に放出することで、ニオイを分解する機能。ウィルスやカビなどの活動の抑制も行う。ミストは、繊維にも入り込むため、壁紙やカーテンなどのニオイも取り除くことも可能だ。
また、室内機の幅を798mmに抑えることで(冷房能力5.0kWの「RAS-S50X」まで)、既存の設置スペースへの置き換えも、比較的簡単に行えるようになった。気流制御の向上により、足元へ向かう暖房の風と、直接カラダに当たらない冷房の風「柔らか気流」を実現するなど、快適性もアップしている。
なお、従来のSシリーズ同様、内部のステンレス化、ステンレスフィルターの自動掃除、プラズマ空清などの機能も搭載される。