フルスクリーン表示がサポートされたMac版Vim

VimのMac OS Xネイティブ版「MacVim」の開発者向けメーリングリストで、MacVimの最新版スナップショットが発表された。Google Code上に設けられたWebサイトでは、Vimの現行バージョンであるv7.1に適用するパッチ一式のほか、Mac OS X 10.4以降でのみ動作可能なバイナリパッケージが公開されている。

公開されたスナップショットでは、新機能としてフルスクリーン表示をサポート。MacVimの独自コマンド「:set fu」、またはショートカットキー[Command+[SHIFT]+[F]キーを押下することにより、ウインドウ表示からフルスクリーン表示へと切り替えることができる。

ほかにも、ドラッグ & ドロップでファイルを開くときの挙動や、バッファに変更が加えられたときウインドウ左上にある赤ボタンを変化させるなど、Mac OS Xの標準的なGUIデザインに沿うよう改良が加えられた。[Control]キーや[SHIFT]キーを組み合わせたキーマッピングも可能になるなど、カスタマイズ性も向上している。