秋葉原アイテム巡り - Xbox 360 エリートの発売は第2次ハード戦争の幕開けか!?

今週は、ゲームソフトの発売ラッシュ。しかも、ここにきてXbox 360やプレイステーション 3のソフトも勢いが増してきている。フィギュアやプラモなどは、やや漢モノのアイテム発売が多かったようだ。

Xbox 360 エリートがついに発売

11日に「Xbox 360 エリート」がマイクロソフトから発売された。取材日は発売日当日とあって、まず急いでアソビットゲームシティの2Fへ。すると、すでに完売……。スタッフに聞いてみると、予約の時点でかなり売れていたようだった。来月には、ソニー・コンピュータエンタテインメントから、新「プレイステーション 3」(CECHH00シリーズ)も発売。ここにきて、次世代ハード機の第2次戦争が勃発するのか!?

ゲームソフトでは、AQインタラクティブより、プレイステーション 2専用ソフト『アルカナハート』が発売された。アーケードで人気を集めた対戦格闘ゲームで、プレイヤーのキャラとアルカナの組み合わせは100種以上にのぼる。また、アーケード版ではなかった『アルカナハート』と『アルカナハートFULL!』の選択が可能、しかも会話イベントはフルボイス。ショップでの価格は、6,090円。ちなみに「オリジナルテレカ」がついてくる。

Xbox 360専用ソフト『プロジェクト ゴッサム レーシング 4』が、マイクロソフトから発売。こちらもショップでかなりのスペースを割いて注目を浴びていた。名車やスーパーカー、スーパースポーツバイクなどが、世界10都市のコースで走りを競う。エントリーしたレーサーが目指すべき頂点は、世界ランキング No.1。映像美もすばらしい。ショップでの価格は、6,279円。

まだまだゲームはたくさん。ジャレコからプレイステーション 2専用ソフト『アイドル雀士スーチーパイIV』が、「通常版」と「完全限定版 コレクターズエディション」で11日に発売。ファンにはお待ちかねと言ったところか。特典は、通常版がオリジナルドラマCD、限定版にはスーチーパイフィギュア"御崎翔子 メイド服バージョン"(これがかなりデキがいい)、原画集、スーチーパイCD Remixと豪華な内容。なお、公式サイトでは、キャラクターの人気投票も行われているので参加してはいかが? ショップでの価格は通常版が6,279円、限定版は8,379円。

任天堂からは、ニンテンドーDS専用ソフト『タシテン』が語呂合わせなのか、10日に発売された。ルールはいたってシンプル。"10でタシテン!""10の倍数もタシテン!""例えば足して25はタシテンじゃない!"。つまり2つ以上の数字を組み合わせ、10や10の倍数を作るもの。でも、これが簡単なようで意外に頭を使うのだ。ショップでの価格は、4,180円。

そして、こちらは懐かしいあのゲームが!! バンダイナムコゲームスより、ニンテンドーDS専用ソフトの『ナムコミュージアムDS』が発売された。これは『パックマン』『ギャラガ』『ゼビウス』『ディグダグII』『ギャラクシアン』『マッピー』『ドルアーガの塔』に加えて、ニンテンドーDS用にアレンジされた『パックマンVS.』が収録されている。これはダウンロード対戦でも楽しめるので、ソフト1本で最大4人まで遊ぶことが可能。抽選により1人がパックマンに、ほかの人がゴーストとなってパックマンを捕まえるというもの。ショップでの価格は、3,480円。

ソニー・コンピュータエンタテインメントより『RISE FROM LAIR(ライズ フロム レア)』が、プレイステーション 3専用ソフトとして11日に発売された。ゲーム内容は「圧倒的クオリティの次世代ドラゴンアクション」ということで、ワイヤレスコントローラ(SIXAXIS)を必須としており、直感的な操作でドラゴンとの一体感を生むという。この作品はR-15指定で、暴力シーンやグロテスクな表現が含まれているので、購入の際は注意してほしい。ショップでの価格は、5,280円。サクセスからはXbox 360専用ソフト『オペレーション・ダークネス』が11日に発売された。ジャンルは、ホラー・シミュレーションRPG。ゲームの大まかなサイクルは、ストーリーパートと戦闘パート、インタールードの繰り返しで進む。ショップでの価格は、6,279円。

こちらもかなりの大物が!!

光永康則原作で講談社「月刊少年シリウス」で連載中、そしてアニメ化されたといえば……そう、『怪物王女』だ。この作品のDVD vol.1が11日に発売された。初回生産限定版はデジパック仕様で9巻分のDiscが収納可能となっている。また、特典としては描き下ろしジャケット、ピクチャーレーベル、全巻購入特典応募チケットなどとなっている。姫をかばって死んでしまったヒロは、姫の王族の力で戦士として復活するが……。ショップでの限定版の価格は、5,680円。

CDは、キューンレコードから、L'Arc～en～Cielが歌う『機動戦士ガンダムOO』の主題歌「DAYBREAK'S BELL」が10日に発売された。『機動戦士ガンダムOO』は、とにかくアイテムの発売が早いようだ。価格は1,020円。

ランティスからは、平野綾の「LOVE★GUN」が発売された。収録されている曲は題名と同じ「LOVE★GUN」と「GLITTER」。これは平野綾の3カ月連続マキシシングルリリース第1弾となるものだ。平野綾と言えば『涼宮ハルヒの憂鬱』のハルヒや、『らき☆すた』のこなた役で有名だが、このマキシシングル発売でアーティスト系に転身か!? 価格は1,800円。

本当に出ちゃった的な作品と言えば、ランティスから『らき☆すた』EDテーマ集「白石みのるの男のララバイ」が10日に発売。噂はあったものの、本当に発売するとは……。『らき☆すた』恐るべし。価格は2,400円。さて、こちらは放送中止にするTV局が出るなど、いろいろな意味で話題沸騰の『こどものじかん』だが、TVアニメとOVAの各EDテーマでLittle Nonが歌う「ハナマル☆センセイション」/「愛情◎エデュケイション」が、ジェネオン エンタテインメントから発売された。24日にはOPテーマがランティスから発売予定。こちらは声優3人が歌うとのことで、お楽しみに。価格は1,200円。

懐かしすぎるものから、新しすぎるものまで

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版 リアルマスクマグネットコレクション:1.0 Limited Hobby Edition EVA格納庫(初回限定版)」が、エンスカイより発売された。この黒いボックスの中には、彩色済マグネット付きフィギュア4体が格納されている。また、入っていない箇所にヱヴァンゲリヲン新劇場版 リアルマスクマグネットコレクション:1.0(別売通常版)の"全2種類と別カラーバージョン2種類"を格納できる。コトブキヤラジオ会館店での価格は2,940円。

次は、がらっと変わって、久しぶりの「ねんどろいど」の登場。グッドスマイルカンパニーから「ネコアルク」が再販で帰ってきた!! 「換装! 謎のジェット飛行」編。ABS&PVC塗装済可動フィギュアで、全高は約110mm。癒し系アクションフィギュアの「ねんどろいどシリーズ」第1弾として反響を呼んだこのアイテムが、ファンの熱い要望でついに再販となった。ショップでの価格は3,000円。

続いては、アオシマより『真ゲッターロボ』より「新世紀合金 OVA真ゲッターロボ版 初代ゲッター1 フルマントVer」が発売された。OVA『真ゲッターロボ 地球最後の日』の初巻に登場し、体全体にマントを巻き敵をなぎ倒す姿が印象的だったゲッター1を再現。セットにはゲッターロボGの壊れた頭と頭を持つ手、そしてゲッタートマホーク2本が付属。赤いマントが雄雄しい限りだ。ショップでの価格は13,440円。そして、こちらも懐かしい『逆転イッパツマン』から「BRAVE合金10 逆転イッパツマン 逆転王」が登場。ご存知、タイムボカンシリーズのなかでも、シリアスなストーリーで人気を得た本作。当時の男の子だったお父さん達にオススメかも。ショップでの価格は20,790円。

ここのところ毎週紹介している『装甲騎兵ボトムズ』から、「35MAX AT-COLLECTION SERIES 07 装甲騎兵ボトムズ ライトスコープドッグ&エクルビス」が、マックスファクトリーから登場。1/35スケールでPVC(一部ABS)塗装済完成品。右腕にパイルバンカー、左腕に連装ミサイルと巨大なクローを持つAT「エクルビス」。それに対抗し、キリコ達の手によって装甲を極限まで減らし軽量化されたのが「ライトスコープドッグ」だ。そして、35MAXシリーズで初となるターレットレンズの可動を再現している。価格は11,550円。

そして次は、バンダイから早くも『機動戦士ガンダムOO』の、ハイコンプリートモデルプログレッシブシリーズ「ガンダムエクシア」と「ガンダムデュナメス」がお目見えした。「ガンダムエクシア」は、各部クリアパーツや肩部ベルトの質感を再現。腰部武装は差し替えで再現可能となっている。「ガンダムデュナメス」は全高がエクシアと同じ約90mm。GNフルシールドの開閉や胸部クリアパーツ、肘部ベルトも再現している。始まったばかりの新しいガンダム、どのような物語が描かれていくのか楽しみだ。ショップでの価格は各2,415円。

次もガンダムなのだが、こちらはズシッとくるヤツ。同じくバンダイから「GUNDAM FIX FIGURATION♯0035 真武者頑駄無」を紹介。こちらは、プレイステーション 3専用ソフト『ガンダム無双』にシークレットキャラとして登場する機体を立体化。「武者頑駄無」とのコンバーチブル仕様となっている。ちなみに全高は約140mm。ショップでの価格は5,040円。最後に前々回、海洋堂の「よつばとリボルテック」を紹介したが、12月発売の「ダンボー」がショップのケースに飾ってあったので、一足先にお披露目。まさか、「ダンボー」までリボルテックとは……。しかも、ちゃんと中に入っている「みうら」も再現!? とにもかくにも12月が楽しみ!!

おまけ&取材を終えて

政局も色々とあった訳だが、そんなことまでネタにしちゃう秋葉原。福田さんと麻生さんの土産物が売っていた。麻生さんの2種類は525円。福田さんのおまんじゅうは630円。

今週は、ゲームソフトの発売が多かった。Xbox 360 エリートの完売劇も、今まで買い控えていた人が重い腰を上げた&出荷台数の少なさが大きな要因だろう。新プレイステーション 3発表に伴い、これから年末に向けて、各社がどのような動きに出るのか注目したい。