エレクトロラックスジャパンは、「AEG-Electrolux」ブランドのビルトイン型IHクッキングヒーターの新モデル「78001KF-MN」を発表した。発売は、11月16日を予定しており、価格は36万7,500円。

78001KF-MNは2つのゾーンを使った調理も可能

78001KF-MNは、なべを置く場所を自由に選択できるIHクッキングヒーターだ。一般的なIHクッキングヒーターでは、天板になべを置くためのスペースとして円形の印が付けられている。その下にコイルが設置されており、なべを置けば過熱される。ところが、78001KF-MNは、天板が4つのゾーンに分けられており、各ゾーンの中心に「+」の印があるだけだ。この「+」にさえかかっていれば、なべをどのように置いても、過熱される。

天板が4つのゾーンに分けられており、どの場所でも、同じように調理が可能

どのようにして、このようなことが可能になっているのか気になるところだが、同社によると、天板の下に4基のIHヒーターを装備、それぞれの「+」にかかった部分で過熱を行っているとのことだ。

一般的なIHクッキングヒーターでは、3kW+3kW+1.5kWといったように(3口の場合)搭載されているヒーターの出力に差があるケースがほとんどだが、78001KF-MNでは、搭載されているすべてのヒーターの最高出力が1950W(パワー機能を使用した場合には2500W)と揃えられている。そのため、位置を気にすることなく、調理することが可能となっている。また、大振りななべでは、2つのゾーンにまたがって置くことも可能。その場合には、2つのヒーターが同時に使用されるため、最高出力は2倍になる(最大消費電力は6000Wなのでその範囲内で)。

天板は、傷の付きにくいセラミックガラス。温度のコントロールなどの操作は、天板上に設けられたタッチセンサーで行う。

主な仕様
電源 単相200V(50Hz/60Hz)
IHヒーター 1950W/2500W(パワー機能)×4
最大消費電力 6000W
外径寸法 710(W)×520(D)×50(H)mm
開口寸法 680(W)×490(D)×55(H)mm
質量 12.1kg