フィアット グループ オートモービルズ ジャパンは、コンパクトカー「パンダ(Panda)」のスポーティモデル「パンダ100HP」を10月13日より限定130台で発売する。価格は207万円。
通常のパンダは1.2L(リッター)エンジンを搭載し、最高出力44kW(60ps)/5,000rpm(EEC)のパワーだが、今回発売される「パンダ100HP」は、最高出力74kW(100ps)/6,000rpm、最大トルク131Nm(13.3kgm)/4,250rpmを発揮する16バルブ1.4Lエンジンを搭載している。トランスミッションは6速マニュアルを採用した。
新たに搭載される「スポーツスイッチ」は、道路状況に応じて走行モードを選択し、ステアリングとエンジンを制御する。また、従来のパンダやパンダMaxi同様に、ABS(アンチロックブレーキ)や前後のホイールの制動力を分配したり車体の走行安定性を制御する電子制御デバイスを標準装備。さらに専用サスペンションや後輪ディスクブレーキも備える。
エクステリアは大型グリルに、100HP専用フロントバンパーとリアバンパー、テールパイプ、ボディ同色リアルーフスポイラーなどを装備。ボディサイドストライプは、チェッカーフラッグをイメージしたという。インテリアでは、ブラック・グレーのツートーンカラーの内装を採用し、バケットタイプのファブリックスポーツシート、専用デザインのレザーステアリングやキックプレートなどを装備する。ラゲッジスペースは現行パンダと同様の最大860Lを確保している。ボディカラーは、アンビエントホワイト、ルンバレッド、ニューオーリンズブルー(メタリック)、ダークウェーブブラックの全4色。