BMW AG(ドイツ)は、27日より開催される第40 回東京モーターショーに出展するBMWとMINIの各モデルを発表した。日本初公開となるXシリーズのコンセプトモデル「BMWコンセプトX6 ActiveHybrid」、4ドアGTカーのデザインコンセプトモデル「BMWコンセプト・CS」のほか、量産型水素自動車「BMW Hydrogen 7」など、参考出品車や市販車を含む計14モデルに加え、世界初公開の車両の出展も予定されている。MINIでは、ルーフを延長した「MINI Clubman Cooper/Cooper S」や「MINI Cooper S JCW」が日本で初公開される。
「BMWコンセプト・CS」は、起伏に富んだデザインを持つデザインコンセプトカー。路面に張り付くような低いプロポーションで、4ドア・グラン・ツーリスモならではの特性と、ハイ・パフォーマンスなスポーツカーの魅力を兼ね備えたとしている。
「BMWコンセプトX6 ActiveHybrid」は、X5のS.A.V.に続く、S.A.C.(スポーツ・アクティビティ・クーペ)という新しいセグメントを提唱するコンセプトカーで、日本初公開となる。「駆けぬける喜び」にふさわしい自然でパワフル、低燃費、低排出ガスを実現するというBMWアクティブ・ハイブリッド・ドライブを搭載する。
「BMW Hydrogen 7」は、現在日本国内をキャラバン中の世界初の量産型水素自動車。化石燃料に頼ることなく現在の内燃機関をより有効に、現実的に活用しモビリティを将来にも継続させるために、"駆け抜ける喜び"を失わない環境対策車を提唱するとしている。
そのほか、日本初公開となるコンパクト・2ドア・クーペに6気筒エンジンとMTを搭載した「BMW 135i Coupe」や、ニューBMW6シリーズの「650i Cabriolet Individual」、BMWのF1マシン「BMW Sauber F1.07」なども参考出品される。
MINIスタンドでは、従来型のルーフを延長し、リアには観音開きのドアを備える3番目のボディ・バリエーション「MINI Clubman Cooper」と「MINI Clubman Cooper S」が国内初公開される。また、MINIのホットモデル「MINI COOPER S JCW(John Cooper Works)」の展示も行なわれる。