Appleが運営するデジタルコンテンツのオンラインショップ「iTunes Store」で、The Beatlesの元メンバー故George Harrisonのソロ作品が販売開始された。10日現在、日本のiTunes Storeでは、代表作「All Things Must Pass」などの作品がダウンロード購入可能。
日本のiTunes Storeで取り扱いが開始されたアルバムは、サードアルバムの「All Things Must Pass」、4枚目の「Living in the Material World」、7枚目の「Thirty Three & 1/3」、8枚目の「George Harrison」、9枚目の「Somewhere in England」、10枚目の「Gone Troppo」、11枚目の「Cloud Nine」、1991年のエリック・クラプトンとのジョイント・ツアーを収めた「Live in Japan」、そして遺作となった「Brainwashed」の計9枚。うち「All Things Must Pass」のみ、数曲が未収録のパーシャルアルバムとなっている。
楽曲はすべてDRMフリーのiTunes Plusフォーマットで提供され、曲単位で購入可能だが、Live in Japan収録の「While My Guitar Gently Weeps」は、アルバムのみの販売となっている。
iTunes Storeでは、2007年2月にAppleとThe Beatlesの著作権管理会社Apple Corpsにおける商標権を巡る争いが決着して以降、元メンバー4人のソロアルバムの取り扱いを順次スタート。5月にはPaul McCartney、8月には故John Lennon、8月末にはRingo Starrの作品が提供開始され、故George Harrisonのソロ作品を残すのみとなっていた。