ソフトバンク リブラはこのほど、健康医療機器の測定結果を携帯電話に転送する健康管理サービス「ライフキャリア」の販売を開始した。

携帯電話(3キャリア対応)に健康医療機器をつなげ、測定したデータを転送

同サービスは、手持ちの携帯電話(3キャリア対応)に健康医療機器をつなげ、測定したデータを転送。さらに携帯電話から専用のサーバへ送信すると、サーバ側にデータが蓄積され、その結果をライフキャリア内の会員専用サイトで閲覧することができるというもの。会員専用サイトでは、毎月の測定成績をアドバイス付きのメールで通知するメール配信サービスを提供。測定データが一般的に正常とされる範囲から逸脱した場合は、ただちにアラームメールが送信されるという。また、メタボリックシンドロームや食事に関する悩みなどの相談について、医師・管理栄養士・保健師を中心としたスタッフが24時間365日電話またはメールにて応対。さらに、体調にあわせて症状をチェックできる「トリアージュ笑顔」、病気について詳しく解説した情報サイト「家庭の医学」など健康に関するコンテンツも多数用意されている。

測定データ管理画面のイメージ図。測定データはオンラインでグラフィカルに閲覧できる。1日に何回測定しても構わないという

このほか、心の悩みをメールか電話にて相談できる窓口や、アンケートに答えていくと自動的に診断が出来るストレスチェック、ストレス解消法などを教えてくれる「こころオンライン」も提供する。相談窓口の医師について同社は「ご相談内容にあわせて、各科の専門医をご紹介する仕組みになっております。14の診療科目から構成されており、内科や形成外科、皮膚科や精神科も入っております。産婦人科や婦人科もあり、大きな総合病院並みです」と話している。

利用料金は初期費用2,000円に加え、携帯電話と携帯医療機器を接続するライフキャリアアダプタ(レンタル)などをセットにしたベーシックパックとして月額2,000円かかる。また、同サービスは同社が用意した健康医療機器(血圧計・血糖測定器・体重体組成計)のみ対応しており、レンタル料(月額)が別途必要。レンタル料は血圧計で680円、血糖測定器、体重体組成計で各980円となっている。