Appleは3日(米国時間)、QuickTime 7.2のセキュリティアップデータ「Security Update for QuickTime 7.2 for Windows」を公開した。対象プラットフォームは、QuickTime 7.2がインストールされたWindows XP SP2/Vista。現時点では、iTunes 7.4.3 for WindowsなどQuickTimeを同梱するソフトウェアパッケージには含まれず、AppleのWebサイトおよびソフトウェアアップデート経由での提供となる。
アップデータの適用により、悪意のもと作成されたQTLファイルを表示すると不正なコードが実行される脆弱性(CVE-2007-4673)が解消される。この問題はWindows版QuickTimeに特有であり、Mac OS Xでは発生しない。