レッツノート・プレミアムエディション

松下電器産業は27日、同社直販サイト「マイレッツ倶楽部」限定の「レッツノート・プレミアムエディション」を販売すると発表した。予約は9月27日、出荷はWindows Vistaモデルが10月26日、Windows XPモデルが11月9日にそれぞれ開始される。価格は26万8,000円。

レッツノート・プレミアムエディションは、10.4型XGA(1,024×768ドット)液晶搭載のLet'snote R7シリーズをベースとしたハイエンドモデルで、通常モデルではシルバーカラーの天板やパームレスト、キーボードなど全面につや消しブラック「ジェットブラック」が採用されている。ラインナップは、Windows Vista BusinessとLet'snoteシリーズ唯一のインテルターボ・メモリーを搭載した「CF-R7BWBAJP」とWindows XP Professionalを搭載した「CF-R7BWBAXP」の2モデルが用意されている。

通常のLet'snote R7シリーズと同様に76cm落下試験と天板・底面全体に100kgfの力と振動を加える加圧振動試験をクリアしたほか、キーボード株に敷き詰めた防水シートにより筐体内部への水の侵入を防ぐキーボード全面防滴機構が採用されている。通常のカスタマイズモデルでは選択できない上位CPU、大容量ハードディスク、Windows XPが用意されるなど仕様を充実させ、さらには通常は3年間の有償保証となる盗難・火災・落雷・台風・洪水・水濡れなどの保障が無償で受けられる「3年間特別保証プレミアムサービス」や通常は購入後1年から2年までの間に1回のみ有償で提供されるリフレッシュサービス「レッツノートクリニック」が購入後1年から3年までの間に1回のみ無償で利用できる「レッツノートクリニックプレミアムサービス」など豊富なサポートが付属する。

仕様は、CPUがインテル Core 2 Duo 超低電圧版U7600(1.20GHz)、オンボードメモリが1GB(最大2GB)、チップセットがモバイルインテルGM965 Expressチップセット。ストレージデバイスは、ハードディスクが250GB Serial ATA HDD。その他の機能は、IEEE802.11a/b/g対応無線LAN、ギガビットLAN、FAXモデム、TPMなど。サイズは229(W)×187(D)×29.4~42.5(H)mm、重量は約940g。バッテリ駆動時間は約7時間。なお、Windows VistaモデルではOffice Personal 2007 with PowerPointも選択可能だ。