NTTドコモは1日、FOMAデータ通信カードの新製品として、ExpressCard/34スロットに対応した「OP2502 HIGH-SPEED」(Option Wireless Technology製)と、コンパクトフラッシュ Type IIスロットに対応した「N2502 HIGH-SPEED」(NEC製)を発表した。いずれもHSDPA(FOMAハイスピード)に対応し、9月に発表された「定額データプラン」も利用可能。今年度第4四半期(2008年1月~3月)の発売を予定している。

OP2502 HIGH-SPEEDは同社初のExpressCard対応データ通信カードで、FOMAハイスピードエリアでは下り最大3.6Mbps(規格上の理論値)の高速通信が可能。W-CDMA方式に加え、海外で主流のGSM/GPRS方式にも対応し、世界104の国・地域(9月30日現在、同社発表)でデータ通信が行える(GSM方式は世界153の国・地域で採用されているが、うち104の国・地域がデータ通信に対応)。パケット方式専用のカードで、64Kデータ通信およびテレビ電話には対応していない。付属のアダプタを装着すればPCカードスロットでも使用できる。対応OSはWindows 2000 / XP / VistaおよびMac OS X(10.4.7以降)。

OP2502 HIGH-SPEED

N2502 HIGH-SPEEDはPCに加えPDAなどでも利用可能なコンパクトフラッシュカード型通信カードで、同じくFOMAハイスピードエリアでは下り最大3.6Mbpsの高速通信が可能。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista、Windows CE .NET 4.1、Windows Mobile 5.0 / 6.0となっており、64Kデータ通信およびテレビ電話にも利用可能。

N2502 HIGH-SPEED