あのピ・ピ・ピ・ポーンをiPhone / iPod touchで再現(画面はPCで表示したもの)

日本放送協会が運営するブログ「NHK Lab-blog」で27日、Apple製携帯端末に最適化された「NHK時計」が公開された。対応機種はiPhoneおよびiPod touch、付属のWebブラウザを利用し特設アドレスにアクセスすることで表示できる。

公開されるコンテンツは、アナログ時計の「NHK時計」と最新ニュースの見出しを伝える「NHKニュースウィジェット」の2種類。2006年10月に公開された同名のPC用ウィジェットをiPhone / iPod touchに最適化、NHK Lab-blogの開設1周年を記念して再リリースしたもの。PC用との機能差はなく、PC / MacからJavaScript対応のWebブラウザを使用しても表示できるが、レイアウトは崩れる。

NHK時計のデザインは、NHK総合・教育テレビで使用されていた時報放送用の時計を模したもの。NHK総合では、昭和43年ごろから平成3年ごろまで、午前7時 / 正午 / 午後7時などの正時少し前にテレビ画面に表示されていた。現在でもNHK教育テレビの地上アナログ放送で正午の時報に用いられているが、地域や受信機の違いによって数秒程度の遅延が生じることから、地上デジタル放送では使われていない。

今回の対応機種はiPhone / iPod touchに限定されているが、NHK Lab-blogによれば、今後はWindows Mobile OS搭載の携帯端末向けコンテンツの開発を検討していくとのこと。