Appleは、マルチメディア関連ソフトの統合パッケージ「iLife '08」のアップデータを配布開始した。パッケージはiLife '08全体で共有されるシステムコンポーネント「iLife Support 8.1」のほか、iLife '08を構成するアプリケーションごとに用意される。
iLife Support 8.1には、iLifeメディアブラウザのほか、Mac OS X 10.4(Tiger)用のグラフィックサポートフレームワークやイメージキットなど、最新版のコンポーネントが同梱。アップデータの適用により、iLife '08全体の安定性と互換性が向上する。iLife Support 8.1は、アプリケーション個別のアップデータを適用する前のインストールが必要。
アプリケーション個別のアップデータは、iDVD 7.0.1とiPhoto 7.1、iMovie 7.1とGarageBand 4.1の4種が提供される。そのうちiPhoto 7.1では、イベント間で写真を移動するときに発生する問題にが解消されたほか、ホリデイカードなど新しいグリーティングカードのテーマに対応した。
iMovie 7.1では、ビデオおよびオーディオ編集の機能アップ、iMovieでイベント/プロジェクトを操作するときのパフォーマンス向上を図っている。
GarageBand 4.1では、単独のグラフィック表示に関する問題に対処したほか、他社製オーディオソフトウェアとの互換性が強化された。iDVD 7.0.1では、安定性向上と若干の不具合の修正が行われている。