千葉県・幕張メッセにおいて、20日から23日まで「東京ゲームショウ2007」が行われた。家庭用ゲームの総合展示会として、1996年のスタート以来17回目となる今回は、出展タイトル数(702タイトル)、出展社数(217社)、海外出展社数(97社)、小間数(1,735小間)がそれぞれ過去最高数を記録しており、連日多くの関係者とゲームファンで賑わった。
4日間合計の来場者数は193,040人(昨年192,411人)。微増ながら過去最高の来場者数となり、また主催者側の達成目標である18万人も上回っている。
内訳としては、ビジネスデイの入場者数が2日間合計で62,173人(昨年は1日間開催で39,645人)とビジネスデイを1日追加した分だけ大きく増加した。逆に一般公開日の入場者数は130,867人(昨年152,766人)とやや減少している。
誌面でもすでに速報記事としてお伝えしたが、会場の模様をあらためて紹介しつつ、今回の東京ゲームショウを写真で振り返ってみる。
ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下: SCE)の平井一夫代表取締役社長兼CEOの基調講演には国内外から多くの報道関係者が詰め掛けた |
現職に就任して初の東京ゲームショウとなる平井氏。「いま一度プレイステーション 3をゲーム機であると位置付け、いかに楽しいゲームをユーザーに提供できるかに注力していく」と戦略を語った |
基調講演での目玉となった振動機能付コントローラー「DUALSHOCK3」。日本での発売は11月を予定。価格は未定 |
昨年はプレイステーション 3の値下げというサプライズが飛び出した質疑応答。「2年連続で(サプライズを発表)してしまうとパターン化してしまうと思いましたので」と平井氏は値下げに慎重な姿勢 |
SCEブースでは40タイトル以上のプレイステーション 3用ソフトを出展。またゲームショウ初日に発売となった新型プレイステーション・ポータブルも早速投入されていた |
こちらが「DUALSHOCK3」。ゲームショウでもすでに振動機能に対応したソフトが登場していた。外観は従来のコントローラーから基本的に変更されていない |
プレイステーション 3用ソフトのなかでも注目度の高い『グランツーリスモ5プロローグ』。ブルーレイ版とダウンロード版ともに12月13日の発売が発表された |
マイクロソフトブース。23タイトルのXbox 360用ソフトに加えて、46タイトルのXbox LIVE アーケード |
ポップな『ビューティフル塊魂』(左)と純和風な『NINJA GAIDEN 2』(右)。対照的な2本の並びからソフトの充実ぶりがうかがえる |
スクウェア・エニックスブースでは2大RPGのニンテンドーDS版リメイク作が揃って出展。こちらは11月22日の発売がアナウンスされたばかりの『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』 |
こちらも発売日が12月20日と決定したDS版『ファイナルファンタジーIV』。年末はドラクエとFFでDS三昧? |
セガブースでは人気シリーズを次々とWiiに投入。12月13日発売の『ナイツ ~星降る夜の物語~』。気は早いがクリスマスにはぴったり |
同じくセガから。『不思議のダンジョン 風来のシレン3 -からくり屋敷の眠り姫-』は茶屋に見立てたブース構成 |
カプコンブースではいまやプレイステーション・ポータブルを代表するシリーズとなった『モンスターハンターポータブル』の最新作を発表 |
こちらもカプコン。11月15日発売予定のWii用ソフト『バイオハザード アンブレラクロニクルズ』を洋館のなかで味わえるという趣向 |
コナミの看板タイトル『メタルギアソリッド4』の体験ブース。同梱ソフト『メタルギア オンライン』の体験ブースと合わせて、多くの注目を集めていた |
コナミはニンテンドーDS用にユニークなソフトを数多く投入。こちらは『どこでもヨガ』。ゲームのイベントとは思えない体験風景 |
ハドソンステージではガチャピンと高橋名人という夢のツーショットが実現。ニンテンドーDS用ソフト『ガチャピン日記』をアピールしていた |
体験版DSソフトを配布し、長蛇の列となっていたレベルファイブ。大手メーカーに匹敵する存在感を発揮していた |
マーベラスエンターテイメントブースでは、新作『王様物語』の応援に女優の志田未来が登場 |
約20年ぶりの復活となる、バンダイナムコゲームスの『ファミリートレーナー アスレチックワールド』。Wiiらしい期待の注目作 |