ルノー・ジャポンは、全自動格納式グラスルーフにより、カブリオレにもクーペにもなる「ルノー メガーヌ(RENAULT MEGANE) グラスルーフ カブリオレ」を一部変更し、9月21日から全国のルノー正規販売店で発売する。価格は395万円。
新型「ルノー メガーヌ グラスルーフ カブリオレ」は、ヘッドランプ、リアランプ、グリル形状を新デザインとし、バンパーをボディ同色に変更。ボディカラーはスチールグレーM、パボレッドM、エクストリームブルーMの新色を含む全6色が用意される。
最大の特長である全自動格納式グラスルーフは、厚さ3.85mmのサンゴバン社製ガラスを新たに採用し、赤外線を84%(前モデルは78%)、紫外線を95%遮断。ルーフピラーにはシェードも内蔵しており、強い日差しを遮ることもできる。ルーフの開閉時間は22秒。ルーフのロック・アンロックも自動で行なわれる。
レザーでまとめられたインテリアのカラーは、これまでのダーク・カーボン、ワイン・レッドに加え、落ち着いた雰囲気のトープ・ブラウンが設定された。インパネでは新しいデザインのメーターパネルを装備。ステアリングには、チューブ・イン・チューブ方式のステアリングシャフトを新たに採用し、よりダイレクト感のある自然な操作感を実現した。また、ギア比が見直され、高速域でのエンジン回転数が低下。より快適なクルージングが楽しめるという。
新型メガーヌ グラスルーフ カブリオレは、オープンモデルにもかかわらず、他のメガーヌシリーズと変わらない高い安全性を実現しているという。ABS、緊急時ブレーキアシストシステム(EBA)、電子制御制動力配分システム(EBD)に加え、「ボッシュ8.0エレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)」を搭載。目的の軌道から外れていることを感知すると、エンジントルクの制御などにより車を正しいコースに戻すように働く。またパッシブセーフティの面でも、オープン状態でのユーロNCAP衝突安全試験において、最高ランクの5つ星を獲得。車輌の転覆時には、リアシートの自動アンチロールオーバーバーが立ち上がり、フロントピラーとの間に乗員を保護する空間を確保する。エアバッグはアンチサブマリンエアバッグを含め、合計6つを装備している。