Intelの開発者向けイベント「Intel Developer Forum(IDF)」が18日(現地時間)より、米国・サンフランシスコにて開幕した。会期は20日までの3日間で、開催テーマは「Multiply Your Innovations」。今年もMoscone Westを会場に、基調講演、技術講演、テクノロジー・ショーケースなどが盛りだくさんの内容で実施される。
今回のIDF Fallで最も注目したいのが、45nmプロセスルールで製造される次世代プロセッサの話題だ。投入間近と言われる「Penryn」(開発コードネーム)の全貌が明らかにされる可能性が高い。さらに次世代の、現在のCoreマイクロアーキテクチャから大幅にアーキテクチャを刷新する「Nehalem」(開発コードネーム)についても、詳細な情報が公開されることが見込まれる。
UMPCに代表される小型PCプラットフォームに関する最新の取り組みや、日本国内でもいよいよ展開が本格化しそうなWiMAXなどモバイル・ネットワークの最新動向も説明されるだろう。また、例年通り、IDFで初めて披露されるような新たなテクノロジ・製品、ほかにも様々な最新情報が明らかにされると予想できる。
なお、初日である18日は、Intel社長兼CEOのPaul Otellini氏による開幕基調講演や、同社上級副社長兼デジタル・エンタープライズ事業本部長のPat Gelsinger氏による基調講演、Intelの創業者の一人で"ムーアの法則"でも知られる同社名誉会長のGordon Moore氏による特別講演などが予定されている。
マイコミジャーナルでは随時、これらについてのレポートをお届けして行く。ご期待いただきたい。