NTTドコモは13日、FOMAハイスピードに対応するUSB接続型のデータ通信端末「FOMA A2502 HIGH-SPEED」(AnyDATA.net製)を10月5日より販売すると発表した。価格はオープンだが、店頭での想定価格は2万円前後(新規契約時)となっている。

FOMA A2502 HIGH-SPEED

同端末は、NTTドコモと韓国の移動体通信事業者であるKT Freetel(KTF)の端末共同調達プロジェクト初の製品となる。FOMAハイスピード(HSDPA)に対応し、高速なデータ通信が可能で、FOMAハイスピードエリア内で受信時最大3.6Mbps(規格上の理論値)、エリア外においても、送受信最大384kbpsの通信速度を実現する。

また、10月22日より提供を開始する新料金プラン「定額データプランHIGH-SPEED」「定額データプラン64K」を選択できるほか、国際ローミング(3G)に対応する国・地域でのデータ通信が可能な「WORLD WING」の利用もできる。

対応OSは、Windows 2000(SP4) / XP(SP2) / Vista(32bit/64bit)。アンテナ収納時の外形寸法が約79(D)×37(W)×16.4(H)mmで重量が約44g。