特定非営利活動(NPO)法人 世界遺産アカデミーは、12月16日に行われる「2007年12月度世界遺産検定」の実施に伴い、初めて世界遺産検定を受検する人を対象とした「世界遺産検定ガイダンス」を全国11カ所で開催する。
「世界遺産検定(正式名称 : 世界遺産学検定)」とは、人類共通の財産・宝物である世界遺産の知識を広げ、理解を深め、先人や地球が残してくれた遺産から多くのことを学ぶとともに、学んだことを社会に活かし、世界遺産の啓発と保全活動の輪を広げることを目的とする検定。2006年6月に始まり、12月度で3回目。これまで計6,297名が受験している。
ガイダンスの受講時間は1時間程度。「世界の見方が変わる。世界遺産の基礎知識」と題し、世界遺産検定の概要とともに、世界遺産の基礎知識を説明する。希望者は、ガイダンス終了後に世界遺産検定対策として行われる「例題と解説プチセミナー」にも参加可能。実際に例題に挑戦することで、学習の習熟度を測ることができる。
会場は東京・横浜・札幌・仙台・大宮・新宿・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡の11カ所。うち東京会場では11日、横浜会場では29日より順次開催する。参加費用は500円(『例題と解説プチセミナー』参加者は別途500円)。参加申し込みは、世界遺産検定ガイダンス係に電話するか、世界遺産アカデミーの公式サイトで受け付けている。