インテルは11日、「インテル・レノボ DAY」として明治神宮球場にて開催された東京ヤクルト対巨人のプロ野球公式戦を"エコナイター"と称し、グリーン電力を用いたナイター照明の提供、およびエコバックの配布を実施した。同社の環境問題への取り組みのひとつとされる。

グリーン電力によるナイター照明のもと、試合が行なわれた

「グリーン電力」とは、風力、太陽光、バイオマス、マイクロ水力、地熱などの自然エネルギーで発電された電力を、選択して購入する仕組みのこと。インテルによれば、グリーン電力を用いたプロ野球公式戦は今回が初めてだという。

自然エネルギーが使われたことを照明する「グリーン電力証書」

当日は開催を記念して、同社代表取締役共同社長の吉田和正氏が始球式に登板している。キャッチャーを担当したのは東京ヤクルトのアレックス・ラミレス選手。気になる吉田氏の投球は、意外(?)にもスムーズな投球動作から、ノーバウンドでミットに吸い込まれる見事なストライクだった。

インテル代表取締役共同社長の吉田和正氏がマウンドに登場

スムーズな投球モーション。ワインドアップから…

ちなみに「背番号16」は東京ヤクルトの当日の先発でもあった石井一久投手から。"カズ"繋がりでもある

無事始球式を終えて女房役のラミレス選手と握手。ナイスピッチングの秘密は「ヤクルトの室内練習場で2時間半×2セットの投球練習」(吉田氏)

ラミレス選手のサイン入りグローブを手に。インテルの応接室に飾る予定らしい

なお、試合は降り続いた雨の影響により中断することもあったが、最後まで展開の読めない熱戦が繰り広げられ、結果は6対5で巨人が勝利した。

当日のスタメン。ヤクルトは序盤の失点が大きかった