セイコーエプソンは、「ドリーミオ」シリーズの液晶プロジェクター「EMP-TWD10」「EMP-DM1」「EMP-TW2000」を発表した。発売はEMP-TW2000のみ11月下旬で、他のモデルは、9月19日。価格はオープン、推定市場価格は、EMP-TWD10が14万9,800円、EMP-DM1が9万4,800円、EMP-TW2000が34万9,800円となっている。また、EMP-TWD10/DM1のスクリーンセットモデル「EMP-TWD10S」「EMP-DM1S」も同時発表。発売は9月19日で、価格はオープン。推定市場価格はEMP-TW10Sが15万9,800円、EMP-DM1Sが9万9,800円。

ハイビジョンパネル/ドルビーバーチャルスピーカーなどを搭載したDVDプレーヤー一体型ホームプロジェクター「EMP-TWD10」

コンパクトなボディに、シアター機能を詰め込んだ、スタンダードモデル「EMP-DM1」

最新のD7パネルを採用したフルハイビジョンプロジェクター「EMP-TW2000」

EMP-TWD10/DM1は、DVDプレーヤーとスピーカーを内蔵した、ホームシアター向けプロジェクター。なかでもEMP-TWD10は、DVD内蔵型としては初めて1280×720の(3CCD方式を採用しているので実際には×3)液晶パネルを搭載したモデル。また、ドルビーバーチャルスピーカーモードも搭載されており、本体に搭載されたスピーカーのみで、5.1ch相当のサウンドを楽しむことが可能だ。スピーカーはプロジェクター本体の左右に搭載されており、出力は最大10W×2。入力は、HDMI端子(1.2a)、S端子、コンポジット端子、PC用のD-sub25ピン端子、JPEG/MP3/WMA/DivXに対応したUSBポートなどを備えている。なお、HDMI入力時は、1080/24pにまで対応可能。

EMP-DM1は、854×480×3の液晶パネルを搭載した、DVDプレーヤーとステレオスピーカー内蔵のシンプルモデル。入力端子は、コンポーネント、コンポジット、PC用のD-sub15ピン、JPEG/MP3/WMA/DivXに対応したUSBポートを装備。従来機EMP-TWD3に比べて、体積/質量ともに50%という計量コンパクトを実現している。

EMP-TW2000は、EMP-TW1000の上位モデルとなる1920×1080のフルハイビジョンパネルを採用したモデル。EMP-TW2000では、より開口率の高い、新世代液晶パネル「D7」を採用。また、位相補償技術「DEEPBLACK」テクノロジーにより、パネルからの光の漏れを排除、より鮮明な黒の表現を実現している。また、光学エンジン部分でも、光源からの光から高純度の三原色を得るための光学フィルタ「Newエプソンシネマフィルタ」を搭載。NTSC比115%の色再現領域を実現している。入力端子は、HDMI×2(1.3)、S、コンポーネント、コンポジット、D-Sub15ピン端子を装備する。