富士通は、デスクトップPC「FMV-DESKPOWER CE」の新製品2モデルを発表した。オープンプライスで6日より提供開始する。実売価格は「CE50X9」が20万円前後、「CE40X9」が17万円強となる見込み。
コンパクトな本体・液晶分離型デスクトップPC。前モデルではセットの液晶ディスプレイが17型(1,280×1,024ドット)だったが、新モデルでは19型ワイド(1,440×900ドット)に変更された。テレビチューナー機能は今回発表の2モデルでは搭載されていない。そのほか、外付けUSB接続のFeliCaポートを添付し、ネットショッピングでの支払いやチャージ、履歴や残高の照会、OSへのログイン操作などに利用できる。
上位モデルのCE50X9は、G965 ExpressチップセットとCore 2 Duo E4400(2GHz)を搭載する。メモリは1GB(最大3GB)で、320GB HDDと2層対応DVDスーパーマルチドライブを搭載。ネットワーク機能はギガビットLAN、ディスプレイ出力はアナログRGB(D-Sub15ピン)。CE50X9のみ搭載する機能として、PCカードスロット(Type I/II×1:CardBus対応)、SD/メモリースティック/xDピクチャーカードに対応したメモリカードスロット、光デジタルオーディオ出力端子(角形)、IEEE1394a、拡張スロットがある。拡張スロットはPCI Express x16×1、PCI×1が利用でき、PCI Express x16グラフィックスカードを別途搭載することで3Dゲーム等を楽しむことも可能だ。
その他のインタフェースは、USB2.0、マイク/ラインイン/ラインアウト/ヘッドホン端子、PS/2×2など。サイズは89×368×340mm、質量は約8.5kg。OSはWindows Vista Home Premiumで、Office Personal 2007もバンドルしている。
エントリモデルのCE40X9は、AMD ATI Radeon Xpress 1150チップセットとモバイルSempron 3600+(2GHz)を搭載する。メモリは1GB(最大2GB)で、上位モデルと同じく320GB HDD、2層対応DVDスーパーマルチドライブを搭載する。インタフェースは、ギガビットLAN、アナログRGB(D-Sub15ピン)、USB2.0、マイク/ラインイン/ラインアウト/ヘッドホン端子、PS/2×2など。カードスロットや拡張スロットは前述のとおり非搭載。きょう体もCE50X9と若干異なり、サイズが89(W)×338(D)×332(H)mm、質量は約7.4kg。OSはWindows Vista Home Premiumで、Office Personal 2007もバンドルしている点は共通。
型名 | CE50X9 | CE40X9 |
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CPU | Core 2 Duo E4400(2GHz) | モバイルSempron 3600+(2GHz) |
メモリ | 1GB(最大3GB) | 1GB(最大2GB) |
液晶ディスプレイ | 19型ワイド(1,440×900) | |
HDD | 320GB | |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ | |
テレビ機能 | - | |
実売予想価格 | 20万円前後 | 17万円強 |
WEB MART限定カスタムメイドモデルでは、セット液晶の有無、CPU、メモリ、HDDといったハードウェア、Office Personal 2007の有無等がカスタマイズ可能だ。