富士通は3日、約599gの超小型軽量ボディを実現したウルトラモバイルノート「FMV-BIBLO LOOX U」シリーズの2007年秋冬モデル「LOOX U50X/V」を発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は15万円前後。9月6日より提供が開始される。
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Windows Vistaとワンセグチューナーが追加された「LOOX U50X/V」。左はセルリアンブルー、右がダイアモンドブラック |
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FMV-BIBLO LOOX U50X/Vは、コンバーチブル型タッチパネル付きの5.6型ワイドSVGA(1,024×600ドット)スーパーファイン液晶を搭載したUMPC。キーピッチ13mm、キーストローク約1.3mmを確保した56キー日本語キーボードにくわえ、付属のタッチペンを利用した直感的なペン入力も可能だ。
新モデルでは、新たにワンセグチューナーと伸縮式の受信アンテナを内蔵してデジタル放送の視聴・録画が可能となったほか、OSがWindows XP Home EditionからWindows Vista Home Premiumへアップグレードされている。また、ボディカラーも「セルリアンブルー」と「ダイアモンドブラック」の2色から選択できるようになった。
ソフトウェア面では、取り込んだ音楽や映像、写真などを簡単な操作で楽しめるWindows Vista向けのUMPC用プログラム集「Microsoft Origami Experience Pack」のほか、「広辞苑」や「リーダーズ英和辞典」など全14種25コンテンツの辞書ソフトが搭載されている。
仕様は、CPUがインテル プロセッサーA110、チップセットがインテル 945GU Express、メモリが1GB PC2-3200 DDR SDRAM(1GBオンボード、最大1GB)となっている。グラフィックス機能はチップセット内蔵のインテルGMA 950を使用する。ストレージデバイスは、4,200回転の40GB Ultra ATA/100 HDDを搭載する。その他の機能は、ワンセグチューナー、IEEE802.11a/b/g対応無線LAN、10Base-T/100Base-TX LAN、SDメモリーカード対応ダイレクト・メモリースロット、CFカードスロット、指紋センサーなど。
本体サイズは171(W)×133(D)×26.5～32.0(H)mm、重量は約599g。バッテリ駆動時間は約3.8時間。オプションで駆動時間約7.7時間の内蔵バッテリパック(L)も用意されている。
