富士通は3日、モバイルノートPC「FMV-BIBLO MG」シリーズの新製品3モデルを発表した。オープン価格で、14日より提供を開始する。オープン価格で、モデルにより14日以降順次提供開始する。実売価格は「MG75X/V」が24万円前後、「MG75X」が20万円強、「MG50X」が17万円前後となる見込み。

従来とほぼ同サイズにより大型の画面を搭載した「FMV-BIBLO MG75X/V」

上位2モデルのMG75X/VおよびMG75Xで、14.1型ワイド液晶(1280×800ドット)を搭載する新型ボディを採用した。従来と底面積はほぼ変わらない316×235×24.3~34.0mmの本体サイズながら、液晶画面枠部分の幅を切り詰めることで、従来の13.3型ワイドから14.1型ワイドへと画面サイズを大型化した。また、画面の大型化をしながらも重量は約1.64kg(MG75X、スーパーマルチドライブ非装着時)に抑え、マグネシウム合金とプラスチックとのハイブリッド構造により軽さと堅牢性を両立した。エントリーモデルのMG50Xは従来通りのボディを採用し、13.3型ワイド液晶(1280×800ドット)を搭載する。

エントリモデル「FMV-BIBLO MG50X」は従来型ボディを採用

最上位モデルのMG75X/Vだけの機能としては、ワンセグチューナー、「ターボ・メモリー」技術に対応した1GBのフラッシュメモリ、IEEE802.11n(ドラフト2.0)無線LAN、Bluetooth(2.0+EDR)などを搭載する。

また、3モデルとも「広辞苑第五版」「リーダーズ英和辞典第2版」「学研ニューワイド学習百科事典」などの電子辞書ソフトを新たに搭載し、外出先での調べ物などにも利用できる。

CPUとチップセットは、MG75X/VとMG75XがCore 2 Duo T7250(2GHz)とGM965、MG50XがCeleron 530(1.73GHz)とGL960を搭載する。いずれのモデルもメモリは1GB、HDDが120GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ。バッテリー駆動時間はMG75X/Vが約6.7時間、MG75Xが約7.5時間、MG50Xが約3.5時間。

型名 MG75X/V MG75X MG50X
CPU Core 2 Duo T7250(2GHz) Celeron 530(1.73GHz)
メモリ 1GB(最大4GB) 1GB(最大2GB)
液晶ディスプレイ 14.1型ワイド(1280×800) 13.3型ワイド(1280×800)
HDD 120GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
無線LAN IEEE802.11n(ドラフト2.0)a/b/g IEEE802.11a/b/g IEEE802.11b/g
テレビ機能 ワンセグ
実売予想価格 24万円前後 20万円強 17万円前後