三菱自動車は、商用車「デリカトラック」「デリカバン」「デリカカーゴ」を平成17年排出ガス規制(新長期排出ガス規制)に対応させ、併せて一部改良を施し、8月31日より発売する。価格はデリカトラックが134万5,050円~200万7,600円、デリカバンが145万5,300円~224万3,850円、デリカカーゴが182万1,750円~233万7,300円(いずれも東京地区)。
商用車「デリカ」シリーズのガソリン車は触媒の改良により平成17年排出ガス規制に対応。ディーゼルターボ車は、NOxを大幅に低減する電子制御コモンレール式燃料噴射装置とDPF(粒子状物質フィルター)を採用して平成17年排出ガス規制、および自動車NOx・PM法、首都圏ディーゼル車規制条例にも適合させた。
そのほか、全グレードにルームランプの助手席ドア連動機能を追加、「デリカトラック DX」にパワーウインドウ(運転席ワンタッチ機構付)とセンタードアロックを標準装備とするなど、細部の変更が行なわれた。また、4WD・4ATのディーゼルターボ車など、一部モデルが廃止された。