アイ・オー・データ機器は29日、HDDの交換作業をパッケージ化した「お店で買える! ハードディスク交換サービス」を発表した。対象プラットフォームはPC互換機、およびMacintoshシリーズ各機種。交換対象となるHDDは、同社が販売するデスクトップ / ノート用内蔵型HDDに限定される。

「お店で買える! ハードディスク交換サービス」には、HDDを交換するだけのISH-Cシリーズ(交換のみ版)と、マシンに付属のリカバリーディスクを利用して購入直後の状態に戻すISH-Rシリーズ(OSリカバリ版)、HDD上の環境を新しいHDDにすべて移すISH-Eシリーズ(環境移行版)という3種類のメニューが用意される。購入者は電源を抜いたマシンと交換用HDDを玄関先に用意しておけば、往訪した配送業者が梱包を含め一括対応、数日後にはサービスメニューに応じた状態のPCが届けられる仕組み。

怖い(?)HDDの交換もこれでラクラク、作業がパッケージ化されたアイ・オー・データ機器の「HDD交換サービス」。写真はISH-Rシリーズ(OSリカバリ版)のもの

機種による制限事項は、プラットフォームにより異なる。PC互換機の場合、対応するOSはWindows 98SE / Me/ 2000 / XP / Vista。MacintoshシリーズはMac OS 9.1以降 / Mac OS X 10.1.5以降。ただし、起動ドライブがインタフェースボード経由で接続されている場合、およびRAID構成のディスクを使用している場合、さらにMacintoshシリーズの場合はIntel製CPU搭載機がサポート外とされる。

価格もPC互換機用とMacintosh用で異なり、PC互換機用はISH-Cが13,000円、ISH-RとISH-Eが19,000円。Macintosh用はISH-Cが19,000円、ISH-RとISH-Eが25,000円。同社オンラインショップおよび同社パートナーショップ店頭で、9月上旬から販売される。