トリニティーワークスは、Intel製CPUを搭載したMacintoshシリーズ専用のキーボードドライバ「AppleK BC for XP v1.0」をリリースした。動作対象はBootCamp 1.4b環境上に導入されたWindows XP日本語版、シングルユーザライセンス価格は1,980円。同時リリースされた「AppleK BC for Vista v1.0」は、動作対象のOSがWindows Vista 32bit版、同価格の1,980円で提供される。
AppleK BC for XP / Vista v1.0は、WindowsでApple製キーボードを使うことを目的にキーボードドライバ「AppleK Pro」のBootCamp対応版。BootCampに付属するキーボードドライバとのコンフリクトにより、MacBookの輝度やボリュームの調整ができないAppleK Proの問題は、AppleK BC for XP / Vista v1.0の導入により解決される。Commandキーを軸としたMacintoshのショートカット操作を実現するAppleK Proの機能は、そのまま引き継がれる。
ただし、英語キーボードのみサポートするBoot Camp 1.4bの仕様により、Appleワイヤレスキーボード(JIS)のメディアキーは利用できない。Parallels for MacやVMware Fusionなどの仮想化ソフトは動作対象外となるほか、WindowsXPの高速ユーザー切り替え機能には対応しないという制限がある。
両製品はBootCamp専用のAppleK Proという位置付けで開発されたため、すでにAppleK ProおよびAppleK Pro for Vista 32bitを購入済のユーザは、既存のライセンスを使用できる。希望者はフォームへ必要事項を入力することにより、最長30日間の試用が可能。