イー・モバイルは29日、同社のHSDPA方式データ通信サービス加入者が同日10万契約を突破したと発表した。6月1日の有料サービス開始から約3カ月での達成となる。
10万契約を突破したのは、HSDPA方式による定額制モバイルデータ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」。最大で下り3.6Mbpsの高速通信が可能で、携帯電話としては初めて、PCと接続した場合も含んだ定額制のデータ通信サービスを実現した。サービス自体は3月31日から提供しており、6月1日より有料サービスとしていた。
この時点での10万契約達成は当初の目標に比べ1カ月早いといい、同社では2008年3月末までに30万契約の獲得を目指す。8月末時点でサービスエリアが存在するのは、東京、大阪、愛知、神奈川、埼玉、千葉、京都、兵庫、北海道、宮城、福岡、静岡、奈良、広島の14都道府県で、人口カバー率はサービス開始時と比較して約4倍になったとしている。